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asaさんの日記内で「内輪用」として公開されている
「Dazzling Destiny -advanced soul-」がすごく楽しかったです。
(★12)を越える難譜面のお手本になるのではないでしょうか。
(「内輪用」らしいので、リンクはとりあえず貼りません。)
(プレイしたい方はasaさんの日記を読むと見つかりますよ。)
asaさんは、曲に合わせて音・リズム・配置を決めることがもう十分に出来てます。
特にラストのシンバル連打と曲とのシンクロ具合は抜群でした。
(ここまで出来て、ようやく普通の譜面。)
「Dazzling Destiny -advanced soul-」が良譜面だと思った最大の理由は、
全体の構成が分かりやすいこと。
クリアするために必要な課題が非常に明快だったことです。
全体の構成、ってどういうことかを説明すると・・・、
この譜面で一番難しい場所(死ぬ確率が一番高い部分)は、
形を変えて何度か繰り返されるこの配置。
331,531,131,731,151,711,351,511,551,311,751,111,
もう、メチャクチャ取りにくいです。
この配置が来るたびに、下手すれば5~6個落とします。
でも、見た目に非常に分かりやすく、かなり強烈に印象に残る配置です。
で、ここからが大事なのです。
1.この配置をメインにすると決める
2.このメインの配置以上に難しい部分を作らない
3.かといって、メイン以外の部分の難易度を下げすぎることもしない
すると例えば、譜面全体の構成がこうなります。
(やや難しい部分)
↓
(メイン配置)
↓
(ちょこっと回復地帯)
↓
(やや難しい部分)
↓
(メイン配置2回目)
↓
(ちょこっと回復地帯)
↓
(やや難しい部分)
↓
(メイン配置3回目)
↓
(終了)
こういう構成の譜面では、プレイヤーは、
「メインの部分を頑張れば攻略できそうだ!」
と、3~4回のプレイのうちに気づけます。
しかし、メイン部分だけを頑張ってもクリアできません。
ちょっと気を抜くと(やや難しい部分)で体力が大幅に削られて、
メイン部分突入前に、ほとんど体力が残っていない状態になるからです。
そこでプレイヤーは、
「メイン突入前に体力を温存して、メイン部分は5NGくらいで済まそう!」
などと攻略法を考えて、難譜に継続して立ち向かっていくわけです。
どうですか?
このプレイヤーはクリア出来ない難譜を目の前にしているのに、
すごく楽しそうだと思いませんか?
このように、プレイヤーに難譜を見ても諦めずに繰り返し遊んでもらうためには、
何度かFAILEDを経験する中で、
攻略の糸口が見えることが絶対に必要だと、僕は思うのです。
逆に、悪い難譜面の例を2つくらい挙げてみましょうか。
(カンタンな部分)
↓
(すごくカンタンな部分)
↓
(カンタンな部分)
↓
(すごくカンタンな部分)
↓
(カンタンな部分)
↓
(めちゃくちゃ難しい部分)
↓
(終了)
これは、(めちゃくちゃ難しい部分)1箇所をクリアすればいいだけなんですけど、
みなさんは頑張ろうという気になりますか? 僕は絶対になりません。
カンタンな部分はもうオルコンできているので、2~3回プレイしたら飽きるんです。
(やや難しい部分)
↓
(とても難しい部分 その1)
↓
(とても難しい部分 その2)
↓
(回復地帯)
↓
(とても難しい部分 その3)
↓
(やや難しい部分)
↓
(とても難しい部分 その4)
↓
(回復地帯)
↓
(これまでの中で一番難しく斬新な配置)
↓
(終了)
こういう譜面は、難所が多すぎるために先が見えなくてヤル気をなくします。
ぶっちゃけ詰め込みすぎです。
譜面の構成の仕方は、今回取り上げさせてもらった
「Dazzling Destiny -advanced soul-」のような組み立て方だけが正解ではありません。
譜面全体の構成も、譜面の数だけ無数に存在します。
曲の展開に合わせて、いちばんピタリと来る譜面構成を選び出すとよいでしょう。
「譜面全体がどういう構成をしているか」を考えたことがない人は、
これから先は少しでも「全体像」を考えて譜面を作ると良いかもしれませんよ。
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かくいう僕も、「曲全体の構成」を考えずにホイホイと作ってしまうことがあります。
例えば「Chocolate☆Magic 」は、典型的な“ラス殺しのみ”譜面。
初心者を最後で裏切る形になっていて、全体の構成としては最悪なんですよねw
色々考えなきゃいけないって大変だなー。(しみじみ)
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(以下、暇な方は、コメント欄に答えを書いてみてくださいな。)
【問題】
Sasaの難譜出世作となった「Mercury Lamp」の全体構成はどうなっているでしょう?
Sasaさんの水銀灯は初心者さんたちにとってはかなり難しい譜面(とくに最初の25秒間)と感じ取ってしまいますが、覚えてしまえばさほど難しくない気がします。
その覚えよう覚えようという思いがこれほどの人気を引き立てているのだと思います。
25秒を超えたときの喜びは誰にでもあると思います。(sbxが考えたつまらないコメントでした)
楽しめた理由の主な部分は、
「リングの音やリズム」「リングの流れ」「配置の分かりやすさ」
といった当たり前のことを、
asaさんがキッチリ守って作っていたからかもしれませんね。
全体構成を考えろ、っていうお話は、
あくまでこういった基本が出来てきて、
ちゃんと「普通の譜面」になってからのことですし。
>つまらないコメント
つまらなくはないです。涙の出るような感想をありがとうです。
問題のほうですが、
「水銀灯」の譜面構成を、
(カンタンめ)→(普通くらい)→(ちょっと難しい)→(終了)
みたいな形に書くと、どのようになると思いますか?
という意味でした。
この譜面と同じ構成の難譜(ダンおに)を、
鉋モドキさんのサイトでもみかけたので、
ついでに紹介しておきますね。
http://www.geocities.jp/kannamodoki/demystify_feast/kkk.html
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