リングを追いかけろっ！

pi-manさんの「Endless Dream」HARD譜面を初クリア～。
いやぁ、「これをクリアできないなら今後難譜面は作るまい！」
と決めていたのですよ～。
ほんの少し、bouさんやもランさんに見えている世界が見えた気がします。
この世界が見えるからこそ、上級者が望む譜面が作れるというわけです。

やっぱりサリングメーカーはサリングプレイヤーとしても
技術を磨く必要がありそうです。

ようするに、自分がクリアできない譜面を作るのは危険だぞ～！
（＝自分がやってて楽しいかわからない譜面を作るのは危険だぞ～！）
ってことですね～。

各プレイヤーにとって
「どの速さまでリングが追えるか？」
という能力の差があります。

少し速さが増すと、ガイド（緑の目印）なんてもう見えませんから、
そういう譜面をクリアするには、
「あるリングを取ったとき、次に出てくるリングがどれかを一瞬で見極める」
能力が必要なのです。

そしてこの能力は、プレイすると同時に上達していくのです。

例えば、最近の「drivin'FTR」は、暗記要素よりは地の力を試す譜面
として制作しました。その結果、hisさんから、
「この難易度で、リングの出る場所を覚えてもいないのに、マウスカーソルを
むちゃくちゃに動かさなくてもクリア出来たのがうれしかったのです。 」
というコメントをもらえたときは、「計画通り」って感じでほくそ笑んでましたね～。

この譜面、リングの流れが見える人には見えるんです。
しかし、見えない人には見えないのです。追いつかずにゲームオーバーですね。

こんなふうに、各プレイヤーには、「どの速さまでリングが見えるか」という、
一定の能力値のようなものがあるのです。

この前提に立つと、ある人にとって「挑戦しがいのある難譜面」とは、
「その人の能力より、ちょっとだけ上を要求する譜面」
なのだと思います。…たぶん。

そのような譜面を、上級者に対してピンポイントで作るためには、どうしても
上級者に見えている世界を、自分も知っておかなくてはいけない
ですよね。

そういうわけで、（掲示板で報告しない人を含めて）多くの人がクリアしている
pi-manさんの「Endless Dream」をクリアするまでは、
「今後難譜面は作るまい！」というふうに決めていたのです。
今では、自分にも通常の８分連打が確実に追いかけられますし、
３連符地帯（12分連打と呼ばれてる）も集中すればほんの少し見えたのです。
成長を実感できる瞬間でした。
この譜面が世に出たことに本当に感謝ですね～。

【まとめ】
上級者に面白い難譜面を作るためには、自分も上級者であることが望ましい。
だから、作ることに熱中するばかりじゃなくて、ちゃんと練習しようぜ！

…という、自戒のためのエントリーでした。長文スミマセン。

【オマケ】

もしbouさんが楽しいと思える譜面をbouさんが作ってくれたら、
最上級者の方が大満足してくれるんじゃね？

…これは聞き流してください。