表現者として（自分用メモ）

●　作品を良くすること

「完璧な作品」はどこにも存在しない。

１つの作品を「ちょっとだけ」良くすることに「莫大な」時間がかかるのならば、
その時間は、次の作品を作るために回すべきだ。

初心者が100%の力と数十時間を使って完成させた「渾身の一作」よりも、
プロが10%の力と数十分の暇を使って作った「暇つぶし作品」のほうがずっと面白い。

合格圏内の面白さにある作品を素早く提供できる人は、とても高く評価される。

１つの作品だけにこだわり続けても、あまり成長しない。
「ツマラナイ」「駄作」と言われながらもあれこれやっているほうが、成長も早い。



●　オリジナリティ

「オリジナリティ」とは「記憶力」である。

「型」をしっかり学んだ人にしか「オリジナリティ」のある作品は作れない。

「オリジナリティ」の有無は作者が決めることではない。世間の評価が決めることである。

「人がまだやっていないこと」をすることが、「オリジナリティ」になるとは限らない。

「オリジナリティ」の無い作品は、たいていの場合、合格圏内の面白さがある。